今回は、『男性の骨盤矯正の重要性』についてお話ししたいと思います。
3週連続で骨盤矯正について投稿していますので、まだご覧になっていない方は以下からご覧いただくのもよろしいかもしれません。
12/20：「こどもの骨盤矯正」
12/27：「産後の骨盤矯正」
意外に身近な男性の骨盤矯正
なかなか聞き慣れない男性の骨盤矯正ですが、実はとても身近な存在です。
なぜなら、「足を組みやすい男性の多くは骨盤がゆがんでいたり」「腰痛の原因は骨盤のゆがみだったり」するからです。
今回は、そんな実は骨盤のゆがみによって悩まされている男性に骨盤矯正の重要性に気づいてもらえればと思います。
骨盤のゆがみの原因
日常生活、特に無意識にしがちな姿勢・挙動にこそ骨盤のゆがみの原因は潜んでいます。
皆さんも以下のようなことを、仕事中・食事中など日常的に、やってしまってはいませんか？
足を組む
足を組むのは当然のことながら身体をねじる行為であり、しかも、ほとんどの人がいつも同じ足を上にして足を組んでいることが多いのです。
こうなると、片方に姿勢が偏り、骨盤が非常にゆがみやすくなってしまいます。
うつ伏せで寝る
これも皆さん結構やられているのではないでしょうか。
足を組むのと同様に、寝るときにうつ伏せになる際、どちらの方がうつぶせになりやすいか決まっている方も多いと思います。
ということは、どちらかに身体がゆがんでいる証拠です。
首だけかと思うかもしれませんが、首、背中、腰と身体は背骨とその周辺筋肉で繋がっていますので、こうしたうつ伏せのしやすさに左右差がある方は、一度骨盤のゆがみをチェックしに行ってみてください。
オフィス用サンダルを使っている
サンダルと骨盤って関係あるの？と思われるかもしれませんが、大いに関係ありです。
特に、かかとが浮くタイプのサンダル、スリッパを使われている方は要注意です。
実はこのタイプのサンダル、脱げないように身体に変な力が入っており、そのせいで腰へ負担をかけてしまっている場合が多いのです。
毎日のことですので、少しずつ疲労が腰に蓄積し、骨盤のゆがみに繋がっていることも多くあります。
骨盤のゆがみの弊害
骨盤がゆがむとどのような悪影響を身体に及ぼすのでしょうか。
サラリーマンなら誰もが経験しているような症状も実は骨盤のゆがみが原因だったりします。
腰痛
当然と言えば当然ですが、『腰痛で骨盤矯正に通っている方は案外少ない』のではないでしょうか。
特に、デスクワークで座りっぱなしだったり、重い荷物を運んだりするお仕事をされている方は要注意です。
また、腰痛持ちの方はX脚・O脚になってないか確認してみましょう。どちらかに当てはまる方は骨盤のゆがみが腰痛の原因かもしれません。
※X脚：かかとをつけて真っ直ぐ立とうと思ったときに、膝はつくけどくるぶしがつかない
※O脚：かかとをつけて真っ直ぐ立った時に、膝がつかない
風邪をひきやすい
意外に思うかもしれませんが、骨盤の一部である「仙腸関節が歪み、仙骨の位置がずれる」ことで、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
具体的に言うと、交感神経優位の状態が続きやすくなるため、免疫力の低下を招き、風邪をひきやすくなってしまいます。
他にも、感情が高ぶりやすくなるなど、情緒不安定にもなりやすいです。
治療方法
男性の骨盤矯正に際し気を付けないといけないことは「女性よりも治りにくい」ということです。
男性の方が骨盤が固いこと、仕事などで長年同じ姿勢・同じ動作を繰り返していることなどが原因です。
ですので、継続的に粘り強く治療院に通い治療してもらってください。
おすすめの治療3ステップ
治療院によって治療方法は様々ですが、主に以下3ステップで治療してくれるとこが良いでしょう。
1．マッサージorストレッチ
2．手技治療
3．生活改善のアドバイス
そもそも骨盤が歪んでいる人は骨盤の周りの筋肉もカチカチな場合が多くあります。
ですので、骨盤の治療を行う前に、周りの筋肉をほぐすように、マッサージやストレッチをしてくれる治療院が良いと思います。
そもそも骨盤矯正は無理に骨盤を動かす必要はないため、痛くない・心地いい施術をしてくれるところを選びましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は「子供の膝痛」についてお話しします。
次回の更新は2021/1/17です。
宜しくお願い致します。
ふじと接骨院
院長 藤戸慎一郎
