『日常動作にひそむ危険』

今回は新シリーズ『日常動作にひそむ危険』の第2弾「座り方に気を付けて」について投稿します。
無意識にしている座り姿勢ですが、長時間その体勢でいることも多く、実はご自身の健康・体調に影響を及ぼしています。
肩が凝る、腰が痛い、首が重い、頭痛がするなど、日常的に不調を抱えがちな方は、特に座り姿勢について一度見直してみてください。

誤った座り方が及ぼす身体的負荷

仕事中、食事中、電車や車の中、ご自宅で、何気なく座っているその姿勢に実は普段の不調の原因が潜んでいることもあります。座り姿勢をきれいにして、なるべく身体の負担を軽減し、日常的な身体の不調を緩和しましょう。

腰痛に係るよくない座り方

足を組む

足を組むと身体の重心が左右どちらかに偏ってしまうため、身体の歪みを引き起こしてしまいます。
それによって、骨盤が曲がり、結果腰痛を引き起こしてしまうこともあるのです。

お尻を大きく前に出して背もたれに寄っかかって座る

「ふう」と疲れて一息ついたりするときに思わずしてしまう、大きく背もたれに寄っかかって座ってしまう姿勢は、実はとても腰に負荷を抱えてしまっているのです。
この座り方は、腰が曲がったままになってしまうため、腰椎のカーブを間違った形に変えてしまうことがあります。
腰椎のカーブが変わってしまうと、椎間板ヘルニアを引き起こすなど、思ったよりも大きな痛みを引き起こす原因にもなりますので、気を付けましょう。

椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばす

椅子に寄っかかるのも良くないのですが、背筋を伸ばしていても椅子に浅く腰掛けてしまっていると良くありません。
この姿勢は、重心が前に出て、反り腰になっていることがあり、背中から上半身に掛けて筋肉に余計な負担を掛けてしまい、腰痛を引き起こすことがあります。

首痛、肩痛に係る良くない座り方

スマホ座り

椅子に座りながらスマホをいじるときによくやってしまう、おへそを覗き込むように下を向て座る座り方です。長時間下を向いてしまうと、首と肩の筋肉が引っ張られ、緊張状態になってしまいます。また、人の重い頭を支えるために、意外と首肩が力んでいる状態になっています。こうすると、首や肩に負担が掛かり、血流が悪くなったり、筋肉が疲労したりして、凝りや痛みの原因になってしまいます。

顎が前に出る

腰も伸ばし、適度に深く座っていて、前を向いていても、顎が前に出ていると首や肩に強く負担を掛けてしまいます。人の頭は非常に重いので出来る限り腰の直上に頭を置く意識を持ちましょう。首が落ちると頭の位置が腰よりも前になり、首や肩に強く負担を掛けてしまいます。仕事中や食事中にこの姿勢になっている方が多いので、是非気を付けてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は『日常動作にひそむ危険』の第2弾「座り方」について解説しました。
そのポイントを下記にまとめておきます。
❶重心は真っ直ぐ
❷腰と頭を一直線に

上記ポイントを意識して真っ直ぐ座るように意識して頂ければ、首、肩、腰の負担が減り、徐々に日常的に悩まされている不調が改善されていくことがあります。
ただ、ひどくなりすぎている症状は日常的な癖の改善でも対処しきれないことがあります。そのような時は一度お近くの整骨院・接骨院で診療してもらいましょう。
その診療で良くなった体を維持するために、日常から姿勢に気を付ける事も重要です。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回の更新は2022/4/25です。

引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

ふじと接骨院
院長 藤戸慎一郎

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